LINE DAY 2020

「New Normal」時代を迎え、100%オンラインで開催されたLINEカンファレンス「LINE DAY 2020」のデザインに込められた特別な思いをご紹介します。

2020.11.06

2020年9月10日に「Tomorrow's New Normal」をテーマにLINEビジネスカンファレンス「LINE DAY 2020」がオンラインで開催されました。 新型コロナウイルスの感染拡大により刻々と状況が変化する中で、新しい日常のこれから進むべき方向性に重点を置き、フード・決済・金融・ヘルスケアなどの各領域でLINEがどのような取り組みを推進しているかをご紹介し、視聴者数40万人を超え、多くの関心を集めたオンラインカンファレンスとなりました。

LINE CREATIVEはLINE DAY 2020を成功させるため、デザイン面で参加をいたしましたが、今日はそのビハインドストーリーをご紹介したいと思います!

新しい環境

オフラインでの開催とライブ配信を並行していた従来のカンファレンス形式とは異なり、LINE DAY 2020では100%オンラインで行われました。オンライン開催という点でデザイン的側面から解決すべき課題が多くありました。最も大きな課題は、会場の設置物や制作物から視覚的効果でメッセージを伝えることができないという点です。
そのため、LINE CREATIVEでは、LINE社初のAR演出を駆使して、LINE DAY 2020のメッセージ「Tomorrow's New Normal」をより効果的に伝えることにチャレンジしました。

デザインポイント

オンライン開催のメリットは、グラフィックの活用度が高く、より自由な表現で演出できるという点ですが、LINE DAY 2020ではこのメリットを最大限に活用しました。

キービジュアル制作時に3Dやモーショングラフィックの多様なツールを活用し、New Normalに向かうLINEの挑戦的なメッセージをダイナミックに演出しました。また、スクリーンの大きさと発表者の身長の対比を映すことで、強いインパクトを残し、視聴者の注目を集めることができました。

投影資料のデザインでは、”線”を基調として、時代の流れやNew Normalへの繋がりを表現しました。また、非対面での視聴は集中力の継続が難しいことも課題の一つであり、視聴者の集中を継続させるため、飽きさせない工夫として色にも思いを込めました。メインカラーであるグリーン以外にも各セクション別にサブカラーを使用し、退屈を感じさせない視覚的な面白さを演出しました。

 

LINEの技術とデザイン、そして多くの関連組織の協力によって成功を収めた初のオンラインカンファレンスLINE DAY 2020ですが、New Normal時代に適した良いスタートであり、私たちにとって貴重な経験となりました。これまでLINEは「CLOSING THE DISTANCE」というミッションで世界中の人と人、人と情報、人とサービスの距離を縮めるために様々なサービスと事業を展開してきました。新型コロナウイルスによって、ソーシャルディスタンスが求められる中、今後は技術とデザイン力で新しい距離を提供しようとするLINEの歩みを楽しみにしていてください!

投稿者

LINE