春をお届けします。

在宅勤務をしているLINEのプロダクトデザイナーに花香る春のお届けです。

2022.04.29

春と聞いてまず思い浮かぶものの一つといえば、花ではないでしょうか。冬の終わりとともにだんだん暖かくなり、はそれぞれの春の思い出とともに毎年きらびやかに花開きます。人と人とをつなげるデザイナーにとって、このような普遍的な感性を共有することはとても大切なことです。なぜなら、私たちは日々胸いっぱいにときめく想いをたくさん集めてお、そこからアイディアを生み出していくからです。

お花見に行けないからといって、ときめきを忘れてはいけない

私たちはいろいろな場所で得ていた貴重な体験を新型コロナウイルス感染症により奪われ、ちょっとしたお花見に出かけることすら難しくなるようなうんざりする日々を送っています。それぞれの場所で、皆がもどかしさを抱えて一人戦わなければなりませんでした。そこで、冬の間縮こまっていた気持ちがまたぱっと花開くように、春になるといつもときめいていたあの気持ちがまた蘇るように、韓国のLINE PlusのDesign Relationsチームは在宅勤務中のデザイナーたちの自宅に直接春をお届けすることにしました。

遠くまで春を届けましょ

さっそくチームメンバーを集めてミーティングを行いました。春をお届けするという趣旨に合っていながらも、遠い場所で勤務しているLINERたちにも配送可能なアイテムを探さなければいけません。韓国内の地方にいる仲間たちにはその地域の花屋に似たような構成の花束で配達できるように手配しました。問題は海の向こうにいる仲間たちです。香りのよいお茶のギフトを見つけました。そしてついに作戦実行の日、メンバーたちは静かに行動を開始しました。彼らは皆の家の前に花束と花瓶を置き、さっと立ち去り任務は成功に終わりました。

日常の中で「小さな幸せ」

皆が突然訪れた春に驚きながらも歓迎し、楽しんでくれました。そして、写真を撮り、その幸せを一緒にシェアしました。また、直接メールで感謝を伝えてくれる方もいて、イベントを準備したスタッフも幸せな気持ちになりました。私たちは日々小さな一輪の花、朝の陽ざし、鳥たちのさえずりなどに心を動かされます。春が過ぎれば今度は新緑の自然に癒され、真夏の涼やかな渓谷のせせらぎと真っ青な海を待ち望みます。あらゆるデザインはお互いへの共感から始まる、そのことに改めて思い至りました。

    投稿者

    Design Relations